
筒井康隆のSF小説「時をかける少女」が原作である、劇場アニメ
これまでに実写映画化をされており、すでに多くの人に知られた本作は2006年7月に後に「サマーウォーズ」などを手掛ける細田守氏が監督を務めアニメ映画化をする。
あらすじ
倉野瀬高校2年生である本作の主人公である紺野真琴は津田功介、間宮千昭の男子生徒と遊び仲間として日々を共に過ごしていた。
ある時理科準備室で見た不審な人影を追いかけようとした真琴は転倒してしまい、数字の書かれている不思議な空間を体験する。その帰り道真琴は自転車で帰宅しようとすると踏切のある坂道でブレーキが利かない事に気付き、死を覚悟した真琴であったが気付くと彼女は坂道の途中で転んでおり、時計は少し前の時間に戻っていた。
おすすめする点
本作の舞台は夏休み前の7月であり、夏の情景が細かくどの時期に鑑賞しても風情あり、行ってみたくもある”あの時”の夏を味わうことが出来る作品である
人類誰しも一度は欲しいと考えた「時を戻す力」が物語の軸であり、学生時代という人生で一度しか経験しない時間だからこそ物語に深みが出ていると感じた。本作を見てもどかしさや何処か懐かしさを感じる事が出来るのもお勧めポイントである






